今もなお世界中を脅かしている未知のウイルス・新型コロナウイルス。
日本では緊急事態宣言が解除されたものの、再び感染者は増加の一途をたどっています。
”新しい生活様式”や”夜の街”、”ソーシャルディスタンス”など様々な言葉が踊る昨今ですが、
テレビや新聞などの情報を鵜呑みにせず、
自ら調べて考えて行動していく力がより重要になっていきます。
そのためにも、まずは新型コロナウイルスが何者であるかを知り、その対策を考えていきましょう。
新型コロナウイルスとは
2020年6月23日現在で、世界での感染者数が約900万人、そのうち死者は約47万人となっています。
今年のはじめ頃から少しずつ耳にするようになった「新型コロナウイルス」。
最初こそ、ちょっとした病気だとたかをくくっていた人も多かったようですが、
3月には世界中で爆発的に流行していき、日本でも多くの方が亡くなりました。
主な特徴として、「すぐに症状化しない」もしくは「無症状のまま」という点です。
症状化した場合でも、発熱や咳などの風邪のような症状で収まるケースが多いようですが、
それにより感染が広がり、疾患を持った方や高齢の方に感染し重症化してしまうのです。
さらに怖い点が、重症化するのが急激であるということです。
高齢の方が感染した際も判明してからわずか一週間で重症化し、帰らぬ人となるケースも多発しています。
こういった点から、他のウイルスとは違い、見つけにくく短期間で重症化するという特徴が、
死者数に拍車をかけている要因でもあります。
コロナウイルスに感染しないために
いまだに謎が多いコロナウイルスですが、多くの研究機関のおかげで様々なことがわかってきました。
それをいくつかご紹介していきたいと思います。
手洗い・うがい
こちらは基礎中の基礎ですね。最も身近で最も簡単な予防方法です。
手洗いは最低でも15秒以上、できれば30秒かけてしっかり洗うのが効果的です。
その際、爪の間や指の間、手首まで洗うとさらに除菌できます。
水洗いだけでもかなりの菌が落ちますが、やはり石鹸やハンドソープなどを使って洗った方が
菌が定着する前に洗い流すことができます。
うがいも、朝起きた時や外出からの帰宅時などに行うのが一般的です。
特に帰宅時は、マスクをしていても口まわりにウイルスが付着している可能性があるので、
喉の奥までしっかりうがいして洗い流しましょう。
また、イソジンなどの薬品を使うのも良いでしょう。
人との距離を取る
こちらも今や一般的に使われるようになった”ソーシャルディスタンス”ですね。
人との距離をできるだけ取ることで、飛沫感染や経口感染を防ぎます。
基本的には半径2mほど距離をあけるのが望ましいですが、人混みや電車の中、
室内だと難しいため最低でも1mは間隔をあけて過ごしましょう。
消毒・除菌を欠かさない
生活の中には、あらゆる場所に菌の脅威が潜んでいます。
手洗い・うがいをしていても、そのあとに触るものに菌が付着していては意味を成しません。
よく手が触れる場所や、トイレ・キッチンなどの水回りも意識しましょう。
例えば、ドアノブや扉の取っ手。ここは手洗いをする前に触れやすい部分ですので、こまめに除菌しましょう。
また、トイレも便座やその裏もしっかり洗い、使用後は蓋を閉めて流すと汚れが飛散せずウイルスを防ぐことができます。
他にも、キッチンの床などは油や小さな食べ物のカスが汚れの温床になるので、床掃除をできるだけ行いましょう。
除菌除菌というけれど…
除菌をこまめにしましょうとはいったものの、やっぱり限界があるというもの事実です。
もっと普段の生活に取り入れた除菌方法や、空気そのものを浄化してくれるものがあればいいと思いませんか?
有効な消毒・除菌方法
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