産業用蓄電池導入のメリット
1. 災害時の非常用電源として利用可能
産業用蓄電池を設置していれば、災害などによる停電時にバックアップ電源として電力を供給することができます。蓄電容量や使用電力量によっても異なりますが、平均して1週間ほどは電気を利用することができると言われており、太陽光パネルと併用することでさらに長い期間の電気の利用も可能になります。
地震や落雷等により停電した際も、工場、倉庫、ビル、アミューズメント施設、医療施設において電源を確保できることは大きなメリットのひとつと言えます。
2. 災害時に地域の拠点として利用可能
東日本大震災以降、大規模な自然災害に対する備えとして産業用蓄電池の設置が広まってきています。
太陽光発電及び蓄電池を併用設置することで電力の自給自足が実現できているビル、工場、倉庫、大型商用施設、介護福祉施設などでは、災害時の地域の避難拠点として活用することができます。万が一の時に頼れる施設として、企業のイメージUPに繋がります。
3. 電気代の削減
産業用蓄電池の活用の場は、災害時のみではありません。通常時はピークシフト/ピークカットによる電力コストの削減が見込めます。負荷のピーク電力を削減、最大使用電力を蓄電システムでカットする事で、最大デマンドは下がり、高圧の契約料金を削減できます。
4. 税制優遇による節税効果
蓄電池は太陽光発電設備と同じく、購入時の費用を数年にわたって経費に割り振る減価償却が可能です。この減価償却費は、収入に対する経費として計上され、その結果として税金の控除が増え、節税に寄与します。
蓄電池は、固定資産の一部であり、その耐用年数は6年と定められています。したがって、蓄電池の購入費は6年にわたって分割して経費計上できます。
さらに、蓄電池の設置に伴う工事費用も同様に固定資産と見なされます。このため、蓄電池の購入費と設置工事費用を合わせて減価償却できます。この手法を活用することで、経費を分散させ、税金の節税メリットを受けられます。
5. 企業のイメージUP
昨今、SDGsをはじめ、持続可能な社会を実現するために再生可能エネルギーへの注目が集まっています。
蓄電池を導入することで、再生可能エネルギーの利用拡大に貢献し、CO2削減につながります。結果、環境に配慮した企業としての社会的な評価が高まります。環境に配慮した商品やサービスを提供する企業から、新規顧客を獲得できることも考えられます。
各種メーカーの産業用蓄電池を
取り扱っております!
産業用蓄電池導入で使える
補助金について
カーボンニュートラルに向けた対応が世界的に求められる中、災害時の非常用電源や地域の避難拠点としての利用や、電気代の削減のため、産業用蓄電池の導入が全国的に進んでいます。一方で、産業用蓄電池の導入には高額な初期費用が必要となるため、なかなか検討が進まないという法人企業も多いのではないでしょうか?そこで活用していただきたいのが、国や自治体による太陽光発電、蓄電池、EVに使用できる補助金です。補助金を活用することで費用回収を早めることができますので、導入のハードルをぐっと下げることができます。面倒なお手続きも弊社がサポートいたしますのでご安心ください!
施工事例
安心の保証&アフターサービス
一般的な家電のメーカー保証期間は1年~5年ほどですが、蓄電池は長期間使うものなので、保証期間も一般家電よりも長く設定されているのが特徴です。
メーカーによって異なりますが、産業用蓄電池のメーカー保証期間は10年~15年が多くなっています。蓄電池に製造上の不具合や破損があった場合はシステム保証、蓄電容量が規定を下回った場合には容量保証といったメーカー保証が適応され、10年~15年の保証期間内でしたら無料で修理、あるいは交換をさせていただきますのでご安心ください。
メーカーによっては、災害によって機器などが故障した際に修理・交換ができる災害補償がある場合もございます。
太陽光発電システムとの
組み合わせでメリット倍増
産業用蓄電池の設置をお考えでしたら、ぜひ太陽光パネルの設置もご検討ください。
蓄電池を単体で設置した場合、電気料金が安い深夜電力を充電して日中の電力をまかなうことで電気代の削減を見込めます。しかし、蓄電池は導入費用が高額なのも事実。設置費の回収には年月が必要になることがほとんどでしょう。導入費回収を早めるためには、太陽光発電システムとの同時設置がオススメです。
産業用蓄電池に太陽光パネルを組み合わせることで、消費電力が少なかった場合に蓄電池にためておくことができるため、太陽光で発電した電気を無駄なく使いきることができ、結果的に買う電力を最小限に抑えられます。
また、制御システムを搭載した蓄電池を導入すれば、工場や事業所などの建物で電気をたくさん使うタイミングで自動的に放電するなど、受給バランスを考慮した運用ができます。これにより、電気代削減に繋がります。
また、太陽光パネルや蓄電池の設置により、通常時のみならず災害時も、外部からの電力供給に依存せず、ビルの電力需要を自給自足で賄うことが可能です。
無料シミュレーションやオンラインお見積りでは、太陽光パネルと蓄電池を組み合わせた場合のシミュレーションやお見積りも承っております。ぜひ、比べてみてください。
産業用蓄電池導入までの流れ
まずはお問い合わせください
オンライン見積りでは建物のご住所等の情報をいただいた上で、設置にかかる費用を概算見積りいたします。
もし蓄電池と一緒に太陽光発電システムの導入もお考えでしたら、無料シミュレーションをご利用ください。無料シミュレーションでは建物のご住所等の情報の他、太陽光パネルの設置場所の面積や傾斜角度などを考慮した上で、蓄電池と併用した場合に発電量や電気代がどのように削減されるか、導入費用を回収するまでに何年程度かかるのかを試算いたします。ご希望に応じまして、実際に伺ってのご説明も可能です。まずはざっくりと話を聞いてみたいという場合も、お気軽にお問い合わせ下さい。
現地調査・本見積りの作成
希望する蓄電池の設置場所が十分な設置スペースを確保できているか、設置基準を満たしているか、現地調査を行います。
屋内に設置する場合は床の耐荷重性を確認したり、十分に換気が行える環境かどうかをチェックします。屋外の場合は、直射日光が避けられ、周辺に十分なスペースがあるかどうかを確認します。蓄電池本体だけでなく、特定負荷分電盤やリモコンなどの周辺機器の配置と配線も確認します。太陽光発電と組み合わせる場合は、太陽光発電設備と配線の確認も必要です。所要時間はおおよそ1時間~2時間ほどとなり、その後、現地調査の結果を元に本見積りを作成いたします。
ご契約
本見積りをご覧いただき、納得されましたらご契約となります。
工事に移る前に、補助金が適応される場合には補助金の申請を弊社にて行います。また、太陽光発電と併用して蓄電池を設置する場合は電力会社との接続協議・連係申込みに最大で3ヶ月程度の時間を要します。
手続きは弊社にて行いますのでご安心ください。
資材調達・設置工事
いよいよ設置工事です。
屋外に設置する場合は、蓄電池をしっかり固定するために、コンクリートで基礎を作り、基礎が固まるのを待ってから蓄電池本体をボルトで固定します。屋内の場合は直接設置工事に取り掛かります。
蓄電池本体の取り付け完了後は、パワコンや分電盤など、関連機器の取り付け、配線工事を行います。
電気測定・工事完了・運用開始
設置工事が終わりましたら、初期設定と動作確認を行います。
機器の取り扱いはもちろん、停電時の操作についてのご説明も行いますので、不明点は何でもお尋ねください。